新型コロナウイルス感染症の影響により、今年のゴールデンウィークは外出自粛でほぼ自宅で過ごしました。
子どもの学校が休校だったため、それまでの過ごし方と何ひとつ変わらないままのGWでした。うちのシバイヌくんも去年のGWは旅行に行ったよね・・・と適度に回想を挟んでくるようになったので、そろそろ限界がきているんだなと感じていました。
そこで、こんなに自宅にいる時にしかできないことをやろう!と思いったったのが「断捨離」です。
まずは整理整頓
見ないふりをして心を閉ざしていたのですが、いま家のひと部屋はほぼ荷物で埋め尽くされていて、物置と化しています。片付けないといけないとは思いつつも、何か言い訳をつけてやっていなかったことです。
ママはいらないものは捨てたい!という性格なので、このイライラはピークに達していたのではないかと想像されます。わたしはもしかしたら何かに使えるかもと考えてしまい、結局一度も開けずに何年もそのままにしてしまうというだらしない性格なので、この機を逃すと永遠にこのままだろうと一念発起し、このGWに取り掛かることにしました。
荷物で埋め尽くされているけれど、その正体はいったい何なのか?
着なくなった洋服
子どもとわたしの洋服がほとんどです。ママは定期的に処分しているようなので、顔を真赤にして怒るのも頷けます。
子どものおもちゃ(生まれてから7歳に至るまでの)
幼児期のおもちゃはもはや触ることもない・・ですね。
古い家電製品
新しくテレビを買い替えた時に、リサイクルしてもらわなかったまま、この部屋に置き去りになっています。
子どもの乗り物
2歳の誕生日に買ったストライダーや小さくなってしまった自転車もかなりのスペースを占領しています。
ダンボールや紙袋
大量になると何気にかさばります。
フットサルシューズ
わたしのフットサルシューズも6足くらいありました。
子どものくつ
これまた小さいときからのくつがいくつもあります。
幼稚園の3年間で作った工作の数々
大きいものから小さいものまで・・・シバイヌくん・・あなたは箱物を作るのが好きね・・・。
工作などは本人も交えて、残したいものを選別し、とりあえず2箱に収まるようにしました。捨てるものは、いつ作成したものかわかるカードと一緒に撮影してからサヨナラしました。
整理整頓に使った箱は3coinsで揃えました。ポイントとしては窓付で中身がわかりやすいことです。後から増やすとしても定番のサイズなので揃えることができると思います。
家にある他のイベントごとのグッズも同じ箱で管理しています。クリスマスのグッズなども同じ型の箱で揃えてます。
細かい種類をあげればキリがないですが、ざっとこのようなものがたくさん出てきました。こうなることを予想して事前にブルーシートを購入していたので、全てを外に出してみました。
もちろん部屋の中にも残していますが、きれいに整理ができるくらいのものを一度全部外に出しました。この中から捨てるものを選別して、必要なものを部屋に戻す。再び部屋としての機能を取り戻すために!
時間は掛かると想定していたので、朝8時前から作業を開始しました。
上の写真の状態になったのは、11時半ころでしょうか。お昼まではひたすら外に出す作業を繰り返していました。午後から処分するものと残すものの仕分けに取り掛かりましたが、子どもの洋服や下着など未使用のまま袋に入っているものなどがたくさん出てきました。
ほとんどが子どものもの
あとは数回しか着ないうちにサイズアウトしてしまった服やくつなどが発掘されました。
これは捨ててしまうのはもったいないし、誰かにあげるにもサイズが合う子を探す手間暇がかかります。ママがせっかくだからメルカリで売ってみようと提案して、この断捨離作業に価値をつけてくれました。
そうなると俄然やる気が出てきて、売るための商品を探すという当初の目的とは違った方向に進んでいきましたが・・シバイヌくんも自分のモノを売ったお金で新しいゲームを買いたい!とやる気をみなぎらせていました。
おもちゃはシバイヌくんと選別
断捨離の基本は仕分けに尽きるかなと思います。子どものおもちゃについてはシバイヌくんに取捨選択をさせるようにしました。
- 壊れていて、本当にいらないもの
- 壊れていないけど、もういらないもの
- あまり使わないけど、取っておきたいもの
- 使うもの
最初はどれも捨てない!取っておく!と言われるのかとドキドキしましたが、やってみると、こっちが思う以上に思い切りよくサッパリと仕分けしてくれました。
逆に親が『え、それ捨てちゃうの・・・!?』とこっそりゴミから取り出すこともありました。自分で瞬時に判断しなければならないということで、シバイヌくんも楽しそうに仕分けに取り組んでいました。
メルカリ
ここからはメルカリについて出品までのやり方をまとめてみました。いますぐにでも売りたいものがある場合、簡単にできるのでおすすめです。
メルカリについて
もう誰もが周知かもしれませんが、不要になったものをメルカリで販売する方法について解説していきます。
メルカリは、2013年7月からAndroidとiPhoneでサービスが開始したフリマアプリです。サービスの特長としては、オークションではないので販売価格は自分で決定できるという点と、らくらくメルカリ便やゆうゆうメルカリ便といった配送サービスを使うことにより匿名で相手とやり取りをできるといった点があります。
買い手側にしてみたら値下げ交渉をするのも自由ですし、売り手側は値下げを見越した価格設定も可能です。また販売価格の10%は手数料としてメルカリに支払うことになり、そこから送料も引かれるため適当に価格設定をすると赤字ということもあります。注意が必要です。商品の大きさにより送料は高くなってきますので、梱包した状態でのサイズ感をイメージしておくと金額設定もしやすいでしょう。
アカウントの作り方
次はメルカリに自分のアカウントを登録します。やり方は以下の方法が選択できます。
- Appleでサインアップ
- Facebookで登録
- Googleで登録
- メールアドレスで登録
ここで注意が必要なのは「ひとりで複数のアカウントを所持(登録)すること」はメルカリで禁止行為と決められています。ここで登録したアカウントをずっと使い続けることになります。
「Appleでサインアップ」は最近追加されたようですね。SNS認証やGoogleと紐付けたくない場合は、メールアドレスで登録を選んで以下の事項に記入すればOKです。
ここからは「メールアドレスで登録」のやり方になります。
- メールアドレス
- パスワード
- ニックネーム
- 招待コード(持ってる人だけ入力)
専用にフリーのメールアドレスを作ってもいいですし、もちろんキャリアメールでも大丈夫です。パスワードはログイン時に必要なので忘れないものをつけてください。ニックネームはいつでも変更可能なので考え込まなくても大丈夫です。
すでにメルカリをやっている家族や友だちがいるならば、招待してもらいましょう。あなたも招待した友だちもメルカリ内で購入に使える500ポイントが付与されます。
ここまで書いたら会員登録がほぼ完了です。
次に本人情報登録で名前と生年月日を入力します。
そして最後のステップで電話番号と認証番号を入力します。
携帯電話番号を入力するとSMS(ショートメッセージサービス)に4桁の認証番号が送られてきます。それを入力してアカウント登録は完了です。
出品の方法
作ったアカウントで実際に出品してみましょう。
まずは商品の写真を撮る!
メルカリアプリを入れたスマホで撮影すると便利です。
商品の説明を書く
書き方は自由ですが、商品の状態などある程度買い手にわかりやすく説明を書いてあげると売れる確率は格段に上がります。
- 商品名
- サイズ
- 使用状況
- 写真では伝わりにくい部分の補足
- 梱包の方法
このくらいがあれば十分だと思います。
価格を設定して出品
基本的にはこの3つの手順ですぐに出品することができます。
ただ、あといくつか入力項目もあるので、そちらについては下にまとめます。
カテゴリー
写真をアップすると自動でカテゴリを認識してくれますが、細かい微調整は行ってください。
商品の状態
「新品未使用」~「全体的に状態が悪い」までの6段階ありますので、これもお手元の商品を見て選択してください。
配送の方法
- らくらくメルカリ便
- ゆうゆうメルカリ便
匿名配送ができるため、このどちらかをおすすめします。
この2つの違いは、【らくらくメルカリ便】はファミリーマート・セブンイレブン・ヤマト運輸から発送でき、【ゆうゆうメルカリ便】はローソン・郵便局となっています。
発送までの日数
ご自分で配送持ち込みができるまでの日数を選択するでよいかと思います。一般的には「1~2日で発送」だとより売れやすいと言われています。
あとは設定した価格で売れてくれることを祈るだけですね。
断捨離の価値
捨てたものは山程ありますが、未使用や数回しか着ていない服やおもちゃなどを中心に出品していきました。また、3歳のころから使っていたこどもちゃれんじはテキスト、教材費のおもちゃも思いのほか揃っていたので、ある程度のセット組みをして出品しました。知育玩具は人気のあるジャンルのようですね。なくしがちなパーツなどもあって売れるかな?とダメもとで出品したところ、サクッと売れたりもしました。
今回は売ることが目的ではなく片付けが目的なので、なるべく早く整理できるように安めな価格設定だったのも数多く売れたポイントかもしれません。
今回の出品数は72アイテム
本日までで売れた数は43アイテム
売上金は38,357円
さいごに
もちろん出品するだけで稼げるわけではありません。購入者と最低でも数回のやり取りをする必要がありますし、売れた商品の梱包や発送もしなければなりません。
これらのことをまとめてできる時間があれば、さほど労力をかけずに取り組めるかと思います。梱包はママにお願いをして、1日に7件の発送手続きをしに行ったこともあります。もともと処分しようと思っていたものですから、売れれば単純に嬉しいですし、そのことが原動力になりました。
今回はただの断捨離で終わらずに、シバイヌくんとママと取り組んだゴールデンウイークの1日に価値がついたことが大収穫でした。
今後も1年に1回のペースでやっていきたいと思っています。断捨離からのメルカリはおすすめします。